ホームレスには油豚スープがお似合いだぜ（＠ぷｗ ← これOKっすよ

フランスの裁判所は２日、極右派組織に対して「今後もホームレスにポークスープ
（豚肉の入ったスープ）を配給してよい」との判決を下し、ポークスープが
人種差別的だという警察の申し立てを退けている。

警察は先月、ポークスープが宗教的理由で豚を口にしないユダヤ人や
イスラム教徒に対する差別として、無料食堂の運営を禁止していた。

しかし、行政裁判所によれば、ポークスープの配給は「明らかに差別的」だが、
主催者は救いを求める人なら宗教に関わらず全員に食物を与えているため、
配給を禁止することはできないとのこと。

この判決に反対し、警察に控訴を要請しているのは、パリのベルトラン・ドラノエ市長。
声明の中で「人種差別のにおいがするイニシアチブに直面し、今一度、人種差別や
反ユダヤ主義など、あらゆる種類の差別と闘うという市庁舎の強い気持ちを表明したい」と述べている。

食料の配給を行っているのは、SDF（フランス人の団結）と呼ばれる国家主義グループ。
スープの出汁に豚の脂身を使用する「豚スープ」は、フランスの伝統を愛する人々が大好きなフランス料理だという。

判決が下された後、SDFの弁護士フレデリック・ピション氏はラジオで「宗教や人種を理由に、
食料や衣料を拒否された人がいるなんて、証明できた人は誰もいない」と語った。

ttp://news.ameba.jp/2007/01/2570.php